猫と暮らし始めてから、外出先でも部屋の室温・湿度を管理したいと思いスマートリモコンを導入しました。
スマートリモコンは、テレビやエアコンなどの家電を操作する赤外線リモコンを登録することでスマホで操作したり既存の家電をスマート化できるアイテムです。
簡単に言うとスマホに家にある全ての赤外線リモコンを入れてしまえます!
なので外出先からポチッとすれば登録した家電の操作ができちゃいます!
今回は1年程使用しているスマートリモコン「Nature Remo」のご紹介します。
Nature Remoとは
赤外線学習リモコンというジャンルの製品で、家にある赤外線リモコンを学習させスマホで使えるようにします。
Nature Remoを設置しているポイントから壁さえなければ5mぐらいからは十分に操作できます。
さらにSiri、Alexa、OKGoogle等と連載させてスマホやスマートスピーカーで音声操作もできます。
スペックはこんな感じです。
モデル | Nature Remo (Remo-1W2) |
---|---|
センサー | 温度センサー 湿度センサー 照度センサー 人感センサー |
サイズ | 74mm×74mm×20mm |
重量 | 約61g |
素材 | プラスチック等 |
通信 | WiFi 802.11 b/g/n 2.4GHzのみ対応 赤外線 |
Nature Remoの機能
- 赤外線リモコンデバイスの操作
- スマートスピーカーとの連携
- ホームオートメーション(ルール)機能
私の場合は猫のために湿度管理もしたかったのでNature Remo(2W1)を選びました。
簡単なリモコンの操作だけであれば温度センサーのみが付いた「Nature Remo mini」で十分です。しかし感度は通常のNature Remoより劣るそうです。
2020年7月に発売された新モデルの「Nature Remo(1W3)」は内蔵センサーの感度がより良くなり、Bluetoothでの通信機能が追加され設定がよりしやすくなりました。
基本的な使い方
初期設定
Nature Remoの設定は全てアプリでできます。
ガイダンスに従って簡単に設定できます。
リモコンの信号を正常に受信するとNature Remoが青く光ります。
設定方法
- スマホを家のWi-Fiに接続
- アプリをダウンロード・起動
- アカウントを作成
- メールアドレス・名前の入力
- メールに届いたURLからアプリを起動
- RemoのWiFiに接続
- Remoが自動で家のWi-Fiを検出
- Wi-Fiのパスワードを入力
- 登録したNature Remoに名前をつける
- セットアップ完了
リモコンを登録
Nature Remoにリモコンを登録し、家のリモコンをスマホ集約します。
リモコンの登録もアプリのガイダンスに従えば簡単に登録できます。
設定方法
- 「コントロール」の右上の「+」から「新しい家電を追加する」を選択
- 該当する家電を選択(なければ「その他」を選択)
- Nature Remoに向かって登録したい家電のリモコンのボタンを押す
- Nature Remoが家電を認識
- アイコン・名前を登録
- 登録完了
リモコンの複数のボタンが自動で登録されますが、使いたいボタンが登録されていない場合は登録したい家電の右上の「+」から先程と同じ手順でNature Remoに向かって追加で登録したいボタン押してを追加していきます。
シーンの登録
シーンを登録するれば家電の動作をひとまとめにできます。
シーンの例
- いってきます:照明・エアコン・テレビの電源をOFF
- ただいま:照明・エアコン・テレビの電源をON
- おやすみ:照明・テレビの電源をOFF
- 録画を見る:テレビ・HDDレコーダーの電源をON、入力切替、再生
- ゲーム:テレビ・ゲーム機の電源をON、ゲームモードに切り替え
など、一連の作業を一括で操作することができてとても便利です。
設定方法
- 「コントロール」の右上の「+」から「シーンを追加する」を選択
- シーンの名前を入力
- 操作したい家電のボタンを複数追加
- 保存
オートメーションを登録
オートメーションを登録すれば、あらかじめ設定した条件を満たしたら家電が自動で操作されます。
オートメーションの例
- 部屋の温度が18℃以下になったらエアコンの暖房をON
- 部屋の温度が24℃以上になったらエアコンの暖房をOFF
- 部屋の湿度が70以上になったらエアコンのドライをON
- 部屋が暗くなったら照明をON
- 朝7時になったらテレビをON
- 人感センサーが15分反応しなかったら電気・テレビをOFF
- 家に近づいたら、照明・エアコンをON
Nature Remoの温度センサー・湿度センサー・照度センサー・人感センサーで家電を自動化できます。
設定方法
- 「オートメーション」の右上の「+」から新しいオートメーションを設定
- オートメーションの名前を入力
- トリガー(日時、暑い、明るい等の条件)を選択
- 操作したい家電・シーンを追加
- 保存
音声操作でさらに便利に
Nature Remoはスマートスピーカーと連携することで音声操作もできるようになります。
- Google Home・・・「OK Google、電気をつけて」
- Amazon Echo・・・「Alexa、電気をつけて」
- Apple Home Pod・・・「Hi Siri、電気をつけて」
ショートカットを使ってSiriで音声操作

そんな人でもiPhoneがあればSiriのショートカットを使って音声操作ができます!
設定方法
- Nature Remoアプリを起動
- Siriショートカットで操作したい家電を選択
- Siriに覚えさせたいボタンを押す
- ショートカットアプリを起動
- 右上の「+」から新規ショートカットを設定
- 「アクションを追加」で「App」の中からNature Remoを探して選択
- 先程のNature Remoで行ったSiri覚えさせたい操作が1番上に表示されているので選択
- 「次へ」からショートカット名を入力
- 保存
これで、「Hi Siri、(ショートカット名)」で音声操作が可能になります。
「電気をつけて」ではなく、「電気つけて」「電気」とショートカット名を短くすると操作が楽になります。
1つのショートカットに複数の操作を選択することもできるのでNature Remoのシーン的な役割もできます。
まとめ
スマホでリモコン操作ができることによって外出先から家電の遠隔操作ができて便利です。
さらに、シーンで一括操作、オートメーションで自動操作ができるのはものすごく楽です!
一度使うと手放せなくなります。
ペットを家で留守番させている人はエアコン等をつけっぱなしではなく必要な時に手動・自動でつけることができるので節電にもなるので是非使ってみてほしいです。